・英検準1級でのスピーキングとは?
・スピーキングの練習方法を解説
・英検準1級の勉強する人を応援しています!
英検準1級で1次試験を突破!の後にやってくる面接試験は、とても緊張しますよね。
私も英検準1級を取得する際、スピーキングの練習をして挑みましたが、本番になると緊張もありうまく話せませんでした…
しかしながらしっかりとスピーキング対策を行うことで、英検準1級に合格することができました。そこで今回は英検準1級のスピーキングテストの概要と勉強方法についてご紹介します。
学生の方はもちろん、社会人の方にもおすすめの方法ですよ☺
英検とは
英検は正式には実用英語技能検定の略で、文部科学省も後援する民間団体、日本英語検定協会が主催する試験です。
受験者数は非常に多く、2020年は小学生以下から社会人まで含めて、360万人を超える人が英検を受けています。
英検の試験は7段階の級に分かれており、最難関の1級から5級までの5段階と、準1級と準2級があります。
社会人になってからも通用するのは2級以上からと言われています。
英検2級の試験レベルは高校卒業程度の英語力が目安とされていて、高校生でも十分取得可能です。
英検準1級は、社会人にもおすすめの資格です!
英検準一級とは
英検準一級は英検の最難関1級の一つ下の級です。
英検1級はかなり難しく、偏差値でいえば69程度ともいわれています。 もし皆さんの周りで英検1級を取得されている方がいれば、仕事で英語を使用しているか大学で英語を先行されているなどの英語が得意な方だと思います。
英検準1級は1級ほどでないにしろ、かなり難しいので、十分英語力のアピールに繋がります。 偏差値でいえば62程度と言われています。
英検準1級の2次試験・スピーキングテスト概要
ここでは英検準1級2次試験の概要をご説明します。
試験構成
自由会話
面接委員との簡単な日常会話を行います。 趣味や職業など
ナレーション
まずは試験から問題カードを渡されますので、1分間問題カードを読みます。
その後問題カードの内容を英語で説明するよう指示されます。
制限時間は2分間ですので、超過しないように練習をしておきましょう。
4つの質問
問題カードについて面接官から4つ質問されます。質問内容が聞き取れなかった場合は、聞き返しも可能ですが、何度もしてしまうと減点になる可能性がありますので注意しましょう。
英検準1級スピーキングで出題されるトピック
英検準1級のスピーキングで頻出するトピックです。
合格ライン・難易度
二次試験だけの難易度は高くはありません。
1次試験に合格された方の英語力があれば、85%ほどの合格率。
英検準一級の合格率は、年度や受験回によって多少の変動がありますが、だいたい15%程度と言われています。
ただ、英検準一級の合格率は約15%と低く、難易度が高いといえますが、一次試験と二次試験では、合格率が異なります。
一次試験に比べて、二次試験の合格率は、85%程度です。つまり、全体の合格率が15%なら、逆算すると一次試験の合格率は、20%弱となり、一次試験合格の方がずっと難しく、一次試験に合格できれば、正しく準備さえすれば、多くの人が二次試験に合格できるといえます。
筆記試験に合格できる英語力があれば、スピーキングテストは決して難しくはありませんよ。
英検準1級スピーキング対策の勉強方法
・過去問を繰り返し練習
・『独り言』で身の回りを説明してみる
・オンライン英会話で実践力を身に着ける
過去問を繰り返し、口に出して練習する
必須参考書:
英検準1級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)
英検は過去問と全く同じ問題が出たりしていますし、形式も非常に似ています。本書の過去問を解いて分からなかった点は徹底的に理解するまで勉強できれば合格にかなり近づいていますよ。
『独り言』で身の回りを説明してみる
独り言はコスパ最強の英語学習法です。特にスピーキング力向上には効果が高いと言われています。 やり方は簡単! あなたの身の回りで起こっていることや状況を英語で説明するだけです。
英語を話せるようになった方の多くは『独り言』をされていますので是非やってみてくださいね。
独り言をする際は、難しい単語は簡単な単語に言い換えることを意識してみましょう!
英検準1級のスピーキングにおいても難しい単語を使うより、間違いなくわかりやすい単語を使うほうが点数獲得に繋がります。
オンライン英会話で実践力を身に着ける
人が目の前にいると話せない、という場合には、オンライン英会話などを利用するのがおすすめです。
1次試験が終わってからでもよいので、毎日オンライン英会話で話すようにしましょう。
スピーキング対策をしてくれる所もありますから、表現の仕方なども教えてもらえます。
自分が話した英文を、こういう表現や言い換えの方法もある、とアドバイスをもらうことは、とても勉強になりますよ。
パソコンで受講(英検S-CBT)
英検S-CBTは、英検S-CBTは 1日で4技能を測ることができる試験です。
従来の英検は、1次試験と2次試験を別日で行われておりましたが、英検S-CBT以下の2点が大きく異なります。
・1日ですべてのテストが終了します。
・スピーキングは面接ではなく、ヘッドセットを装着し解答を録音する吹込み式です。
・平日でも実施可能
忙しい社会人には一日で終了する英検S-CBTをおすすめします
まとめ
今回は英検準1級のスピーキングテストについて解説しました。
スピーキングテストは難しそうなイメージがありますが、しっかりと練習することで合格は必ずできますし、実践的な英語力向上にもつながります。
あと少しで英検準1級の取得者になれますので、合格できるようお力になれれば幸いです(^^)